北海道デジタル&コンサルティング(株)

LINE公式アカウント、ラインアット ショップカードの使い方

ポイントカードもLINEで管理

ほとんどの方が使っているLINEアプリを利用して、ポイントを利用した顧客管理ができます。導入しやすいものとして、LINE公式アカウントやラインアットの基本機能である「ショップカード」があります。ショップカードは複雑な分析や個人別の情報蓄積まではできませんが、紙のスタンプカードをデジタルに置き換えるには最適です。

また、LINE公式アカウントと連携させて利用できるシステムや従来のポイント管理システムを利用する仕組みもあり、様々な方法でLINEアプリを利用したポイント発行ができるようになっています。

ポイント管理を行うことでお客様のリピート状況なども把握しやすくなり、登録しているLINE会員(友だち)に販売促進がすぐにできます。

初歩的な利用方法から
ポイント管理システムまで

LINE公式アカウントを入り口として、大きく次の3通りの利用方法があります。自店舗の状況や実施したい販促活動に応じて使い分けていきましょう。

(1)簡単にポイントカードを実施したい

一番初歩的な利用方法は、従来のスタンプカードのようなことをLINEで行うことです。このためには、LINE公式アカウントのショップカードという機能で実現できます。
但し、金額に応じたポイントやレジ連動などは実現できません。

(2)金額に応じたポイントを発行したい

LINE公式アカウントのAPIという機能を使うことで、機能を拡張することができます。当社ではEDWARDという連携システムをご提供しており、このシステムを利用することで、お客様のLINE内に会員証とQRコードを表示させることができます。
このQRコードを店舗で読み取ることで店舗独自のポイントを発行することができるようになります。

LINEアカウントをポイント管理
デジタル会員証や顧客管理まで
トータルで構築!

(3)既に運用しているカードのバーコードを表示させたい

プラスチック製のポイントカードにバーコードを印刷している場合は、そのバーコードをLINEアプリ内で表示させることで、レジで読み取ることができるようになります。バーコード読み取りチェックや顧客情報の連携などを構築する必要がありますが、LINEを利用することで専用アプリを構築せずに既存のポイントカードシステムとLINEを統合することができます。

ショップカードの使い方

LINE公式アカウントとLINE@(ラインアット)のショップカードには、どちらも同じ機能があります。アカウントマネージャーの画面でショップカードを発行(設定)すると、お客様に読み取ってもらうQRコードを印刷できるようになります。これだけでショップカードを運用する準備ができます。下の画像のようなQRコードが印刷できますので、このQRカードを友だちに読み取ってもらうと、ポイントが発行されます。

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このボタンを押すと、LINEアプリでポイントを実際に獲得することができます。お試しください。

ショップカードの設定

ポイントカード_web1

ショップカードを利用するための設定項目としては、①ポイント数、②ゴール特典チケット、③途中の特典、④利用期限があります。

①ポイント数
下の画像のように、1~50ポイントまで設定することができます。

②ゴール特典チケット
ポイントをゴールまで貯めた時に獲得できる特典を設定できます。特典チケットは使用管理もできるようなっています。

③途中の特典
ゴールよりも前の段階で特典チケットを発行することができます。

④利用期限
カードを初めて獲得(利用)してから、〇年〇ヶ月といった設定や、最終利用日から〇年〇ヶ月といった設定ができます。利用期限が迫るとLINEアカウントからの通知することも設定できます。

ショップカードのランクアップ

ショップカードがゴールまで貯まると、最初のスタンプ数に戻ります。この時にゴールしたことをランクアップしたとして、カードの種類を変えることができます。ショップカードのデザインは、LINEのキャラクターをあしらったものもあり、全10種類から選ぶことができます。お客様の見た目でも自分のカードがランクアップしていくことで楽しんでいただくことができます。

ポイントカード_web3

ショップカードは友だち集めに使える!

LINE公式アカウントやラインアットを始めた時には早く友だちを数多く集めたいものです。しかし、黙っていても簡単に友だちは増えていきません。ショップカードを導入することによって、「ポイントをカードに貯めることができますよ」というアピールをしながら会員を”積極的に”増やすことができます。この”積極的に”ということを日々の活動で行っていきますと毎日会員が増やすことができます。
またこのような問いかけはレジで、しつこくなく友だち勧誘をすることになります。単に「LINEのポイントは貯めてますか?」と聞くだけです。

ポイントカード_web4

ポイント獲得状況を分析できる

ポイントをきっかけにして友だち集めができるだけでもかなり効果的ですが、さらにポイント発行の統計分析までできます。個別のお客様のリピート状況まではわかりませんが、全体的な動向を把握するには十分な機能です。下の画像では左側にポイント獲得の個数が表示され、その個数まで獲得している友だちが何名いるのかがわかります。

ポイントカード_web5

ショップカードをリッチメニューに設定する

リッチメニューにショップカードを設定するためには、リッチメニューの設定画面で、アクションのタイプにショップカードを選択するだけです。

これだけでリッチメニューをタップした際にショップカードが起動するようになります。リッチメニューならいつでも表示することができるのでお客様も簡単に利用できますね。

運用事例①
ショップカードで再来店を促進!

✔ 2カ月間で5回来ていただくと次回は無料になる!

✔ ジムの色々なところにポスターで告知!

✔ 入会時に説明しすぐに登録してもらう!

スポーツジム様の事例です。継続して来店頂くためにショップカードを利用されています。LINE導入前にも紙のスタンプカードを運用されており、5つ貯まった方には、紙のクーポン券を発行していました。

<設定ノウハウ>
LINE公式アカウントのショップカードでは、利用期限を「カードを利用してから2ヶ月」といった設定が可能です。カードのポイント数を5つにすることで、5つ貯まったら特典を出すという運用が可能です。

店舗での運用としては、以前はクーポン発行と使用の管理をしていましたが、LINE公式アカウントで行うことで、「特典チケットを使用済みにする」というボタンを押すことでシステム上で使用数を管理できるようになりました。

✔ 2カ月間で5回来ていただくと次回は無料になる!

✔ ジムの色々なところにポスターで告知!

✔ 入会時に説明しすぐに登録してもらう!

スポーツジム様の事例です。継続して来店頂くためにショップカードを利用されています。LINE導入前にも紙のスタンプカードを運用されており、5つ貯まった方には、紙のクーポン券を発行していました。

<設定ノウハウ>
LINE公式アカウントのショップカードでは、利用期限を「カードを利用してから2ヶ月」といった設定が可能です。カードのポイント数を5つにすることで、5つ貯まったら特典を出すという運用が可能です。

店舗での運用としては、以前はクーポン発行と使用の管理をしていましたが、LINE公式アカウントで行うことで、「特典チケットを使用済みにする」というボタンを押すことでシステム上で使用数を管理できるようになりました。

運用事例②
来店ポイントで立ち寄りを促進!

✔ 来店するだけでポイント発行!

✔ 20ポイントたまった方にはコーヒー無料クーポン!

✔ 在庫補充時にLINEで連絡!

コーヒー豆焙煎ショップでの事例です。こちらの店舗では人気のあるお得なコーヒー豆が欠品していることがあり、入荷を待っている方や様子を見に来られる方が多くなっていました。
店舗としては、来店頂いたお帰り頂くだけでは申し訳ない、入荷した際にはすぐに連絡したい。ということを考えていました。
LINE公式アカウントのショップカードを運用を開始するにあたり、運用ルールとして来店だけでポイントを発行するというルールにすることで、お目当てのコーヒー豆が無いときでも来店ポイントを付けて対応しています。

また、この運用により、在庫が補充された際に、LINEで一斉告知することができるようになりました。

✔ 来店するだけでポイント発行!

✔ 20ポイントたまった方には
  コーヒー無料クーポン!

✔ 在庫補充時にLINEで連絡!

コーヒー豆焙煎ショップでの事例です。こちらの店舗では人気のあるお得なコーヒー豆が欠品していることがあり、入荷を待っている方や様子を見に来られる方が多くなっていました。
店舗としては、来店頂いたお帰り頂くだけでは申し訳ない、入荷した際にはすぐに連絡したい。ということを考えていました。
LINE公式アカウントのショップカードを運用を開始するにあたり、運用ルールとして来店だけでポイントを発行するというルールにすることで、お目当てのコーヒー豆が無いときでも来店ポイントを付けて対応しています。

また、この運用により、在庫が補充された際に、LINEで一斉告知することができるようになりました。

ショップカード運用で良くある質問

Q1 誰にポイントを付与したかわかりますか?
わかりません。いつ付与したかを履歴で確認することは可能です。誰に付与したかまで管理したい場合は、後述のAPIを利用したシステム構築が必要です。

Q2 ポイントを取り消すことはできますか?
できません。単純に貯まっていくだけの運用になります。紙のスタンプカードにハンコを押しているような使い方をイメージしてください。

Q3 期間限定で管理することはできますか?
初回利用日や最終利用日から〇年〇ヶ月で期限を設定することはできますが、ショップカード自体に期限を限定することはできません。

API連携でデジタル会員証を実装

LINE公式アカウントは、APIという仕組みを利用することで、データベースや他のシステムと連携することができるようになります。独自のポイント管理システムの会員証をデジタル会員証としてバーコード表示することも可能になります。このようなAPIを利用することで、それぞれのお客様まで掘り下げたポイント管理ができます。

具体的には、基本機能のショップカードではわからなかった「誰が」「どのようにポイントを獲得しているのか」といった情報が分かるようになります。この情報がわかることによって、ポイント管理システムとしてそれぞれのお客様別に「最新購買日」「リピート回数」「平均単価」といった項目を把握して経営に生かすことができます。またこれらの情報からランク分けした販売促進を行うことができます。

LINE連携システム EDWARD(エドワード)

前述のようなポイント管理を行うためのシステムとして、LINE連携システム EDWARDがあります。このシステムを利用することで、LINEのトーク画面にお客様の会員証を表示させることができます。会員証には、QRコードが表示されており、このQRコードを読み取るとシステム上で金額やポイント発行数を入力すると、LINEのトークメッセージとしてポイントが送信されます。

ポイントカード_web6

QRコードを読み取ると下のような画面がLINE連携システムに表示されます。店舗従業員の方はこの画面に金額などを入力することで、ポイントを発行することができます。

ポイントカード_web7

この画面を通じて、ポイントが発行または使用されるとお客様のLINEアプリに店舗のLINE公式アカウントから下記のようなメッセージが届きます。紙やプラスチックのカードを発行することはありませんので、ポイント会員システムを低コストで運用することができ、それぞれのお客様の購買情報が蓄積されていく仕組みが構築できます。

LINE連携システムEDWARDは、FREEプランで利用開始できる

LINE連携システム EDWARDはFREEプランが用意されており、無料でも顧客情報を蓄積することができます。また、オプション機能としてポイント管理機能を追加することで上記のような仕組みを利用できます。
このオプション機能は月額 5,000円(税別)となっています。DEMOアカウントでポイント機能を無料体験することもできます。
ショップカードの機能も試すことができますので、どちらか自店舗に合う仕組みを選び顧客管理にお役立てください。