北海道デジタル&コンサルティング(株)

LINEミニアプリ導入事例 ペットフード 小売

LINEメッセージの既読率は7割越え、クリック率はメルマガ比で8倍!EDWARDとスマレジを連携した活用施策

株式会社ディアラ
斎藤 光一 様

──御社はどのようなサービスを提供していますか?

当社は神奈川県を中心に展開する馬肉総合メーカーです。
健康食である馬肉をはじめ、犬の健康を考えたペットフード、馬油を使ったスキンケアなど、常に健康・安全・安心を商品づくりの軸に置き、こだわった商品づくりに努め皆様の様々なニーズや生活に寄り添った商品がお届けできるよう努めております。

──EDWARD(デジタル会員証)をいつから利用されていますか?

導入は2022年12月1日からになります。LINEミニアプリとLINE公式アカウントをEDWARDにより連携して利用しています。

──導入前はどのような課題がありましたか?

EDWARDを導入する前は、店舗独自の会員管理アプリを利用していました。しかし、独自のアプリですと、各店舗で都度アップデートを繰り返していかなければいけなかったり、何年か経つと管理者も入れ替わったりと、苦労が多かったのです。
特に、各店舗やWebからの新規顧客情報の獲得ハードルがとても高く、社内の人間もよくわからない状況で運用していました。

また、店舗のお客様対応はアルバイトスタッフがメインなので、働いてくれるスタッフが簡単に利用できるようなシステムを探していました。

──なぜ、LINEミニアプリのデジタル会員証の導入を決めたのでしょうか。

昨年の5月頃、馬肉ペットフードのブランドでLINE公式アカウントを立ち上げたことがきっかけでした。

当社のメインは小売店になりますが、Web販売もおこなっていることから、LINEであれば年齢問わずどなたでも使えること、また店舗の運用も楽になると感じたこと、そしてなによりお客様側に負担が少ないと感じ導入を決めました。

──その中でも、EDWARD(デジタル会員証)を選んだ決め手はなんですか?

EDWARDのシステムは、設定さえすればLINEに販促メッセージやフォローメールを送信することができ、ファンが半自動的に増えていくだろうと確信したことが、導入する流れとなりました。

ほかにも、機能のひとつに電子レシートが発行できるということもありました。
当社の商材はある程度ニッチなので、商品の名前が似ていたり、商品名に全て「馬肉の〇〇」とついていたりします。
お客様からは「この間購入した馬肉のおやつ、すごく食べてくれたのだけど、あれが馬肉ミンチだったのか馬肉スライスだったのかわからない」という質問がとても多いです。それが、電子レシートを見れば解決することができます。
細かいことかもしれませんが、そういうことがファン作りになると感じています。

また、御社(北海道デジタル&コンサルティング)との打ち合わせの時に、スマレジに切り替えようと舵が向いたことも大きかったと思います。EDWARDはスマレジと連携ができるため、スマレジのデータで売れている商品が円グラフや棒グラフで可視化してくれるのが助かっています。
可視化されたことで、社長だけでなく社員も、ぱっと見て「これが売れてこれが売れてないんだな」「この店はこの時間帯が売れているんだな」などが明確になり、その後早めの対策が打てるようになりました。

──EDWARD(デジタル会員証)をどのような用途で利用していますか?

ポイント付与やお客様管理に加え、販促目的でLINEの友だちを増やすために活用しています。
例えば、お買い上げいただいた何日後にフォローメールを入れたり、お友達登録いただいてから3日後にスターターセットのご案内を流したりなど、オートメーション機能で自動的に送信する配信が主流になります。

EDWARDの導入前と比べると、スターターセットを購入してくれるお客様が増えてきています。
さらに、スターターセットを購入したお客様が新たに違う商品を購入してくれるようになり、EDWARDの機能をうまく使うことで、手間をかけずニッチなファンを増やすことができています。

──EDWARD(デジタル会員証)を導入して成果を感じるポイントを教えてください。

月1から2ヶ月に1回程度になりますが、Webキャンペーンを展開しています。
最初に200セットから300セットぐらいを用意しておくのですが、LINEでメッセージを配信した後は一晩で300セットが売れてしまうので、LINEからの告知インパクトは大きいと感じています。

当社のLINEメッセージの既読率は7割を超えており、クリック率はメルマガと比較しても、8倍程度高いです。
ブロック率も比較的低いと感じており、目に見えた効果を感じています。

ほかには、業務負担が軽減されたのも嬉しいです。
今まではデータを見てその後の施策を検討できるスタッフがいなかったり、そこに割く時間がなかったりという状態でしたが、現状は数字で管理ができるようになり、会員登録後の施策を検討する時間を何とか捻出できるぐらいの業務負担になった所が決定的に違います。

──Q. EDWARD(デジタル会員証)のご利用についての満足度を教えてください。

大満足ですね。今までのアプリだと「アプリが動かなくなってしまった」「バーコードが出てこなくなってしまった」など、お客様から不具合のお問い合わせがあることもありました。
しかし、EDWARDを導入してからシステム上の不具合がないため、これが一番助かっています。
サポートに関しても、想像以上に手厚くて、すぐにお電話いただけてすごく助かっています。課題に感じた部分もすぐに解決できるので、とてもありがたいです。

もともと馬肉ペットフードの事業でEDWARDを使い始めましたが、効果を実感できたのもありますし、これまでの作戦自体を踏襲できると思い別事業の馬油スキンケア事業でもEDWARDの導入を決めて2023年4月から利用を開始しています。

──Q. EDWARD(デジタル会員証)を使って今後やっていきたいことはなんですか?

当社の商材的にある程度ニッチなので、一番の課題はファン作りになってくると思います。

当社が展開している店舗はワンちゃんのお店が中心なので、一般的なお店が取っている顧客情報とは違う形の情報が必要になってくるかと思うのです。
今は【小型犬/中型犬/大型犬】の分類くらいしかできていないので、例えばワンちゃんの誕生日だったり、ワンちゃんの名前だったり、そういう所も情報を取っていきたいと思っています。
そして、EDWARDのオートメーション機能を活用し、ワンちゃんの誕生日に合わせたキャンペーンなどを打っていきたいと考えています。

ユーザー個々にあわせた施策を打ち、顧客体験の向上をして、当社のファンをもっと増やしていきたいです。

──Q. 最後に、EDWARD(デジタル会員証)は、どのような会社におすすめでしょうか。

弊社がそうだったのですが、顧客情報を集めるのにちょっと苦労している会社や、集めているのだけどうまく活用できていない……と感じている会社が一番入れるべきだと感じます。

顧客情報は企業の財産だと思っています。徹底的に顧客情報を集めたけどそれを集めるのが目的になってしまって、何もできていないという会社も多くあるでしょう。

EDWARDでは、集めた顧客情報をサイクルとして回せるので、ポイントカードの会員を集めLINEでメッセージを配信して再来店に繋げる、売り上げがあがる、顧客満足度が得られる、といった一石三鳥以上のメリットがあると思っています。
顧客情報をうまく活用できていない企業は、一度相談だけでもしてみるのがおすすめです。